ラジオボタンとチェックボックスの正しい使い分け
最終更新日: 2025年9月26日
フォームで頻繁に使われるラジオボタンとチェックボックス。見た目は似ていますが、それぞれ明確な役割があります。この2つを正しく使い分けることは、ユーザーが迷わず入力できる「使いやすいフォーム」の基本です。
ラジオボタン:1つだけ選択
「複数の選択肢の中から、必ず1つだけを選んでほしい」場合に使用します。性別の選択(男性/女性)や、プランの選択(Aプラン/Bプラン/Cプラン)などが典型的な例です。一度選択すると、他の選択肢を選ぶまで解除できないのが特徴です。
- 用途:排他的な選択(どれか1つ)
- 例:年代、アンケートの評価(5段階)、支払い方法
- ポイント:必ずデフォルトでどれか1つを選択状態にしておくと、ユーザーの手間を省けます。
チェックボックス:複数選択OK
「複数の選択肢の中から、1つ以上(0個の場合も含む)を自由に選んでほしい」場合に使用します。「興味のある分野」や「ご利用のサービス」など、当てはまるものをすべて選んでもらうような設問で使われます。各項目を個別にオン/オフできるのが特徴です。
- 用途:複数選択(1つ以上、または0個)
- 例:好きな食べ物、メルマガのカテゴリ、オプションサービス
- ポイント:選択肢が多すぎる場合は、フォームが長くなりすぎるのを防ぐため、他の表現方法も検討しましょう。
まとめ
使い分けのルールは非常にシンプルです。
「1つだけ選ぶならラジオボタン、いくつでも選べるならチェックボックス」と覚えましょう。この原則を守るだけで、ユーザーは直感的にフォームを操作できるようになり、入力の離脱率を下げることができます。