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PHPエラー:画面が真っ白になった時の対処法

最終更新日: 2025年10月4日

PHPファイルを編集・設置した際に、ブラウザでアクセスすると画面が真っ白になり何も表示されないことがあります。これは多くの場合、PHPのプログラムに何らかの致命的なエラー(Fatal Error)が発生しているサインです。

なぜ画面が真っ白になるのか?

本番環境のサーバーでは、セキュリティ上の理由から、エラーの詳細な内容を画面に表示しないように初期設定されていることがほとんどです。そのため、エラーが発生してもユーザーには何も表示されず、ただ「真っ白な画面」だけが表示されるのです。

エラー内容を表示させて原因を探る

問題を解決するためには、まず何が原因でエラーになっているのかを知る必要があります。問題が発生しているPHPファイルの**一番上(`

error_reporting(E_ALL);
ini_set('display_errors', 1);

このコードを追加して再度ページにアクセスすると、「Parse error: syntax error...」や「Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function...」といったエラーメッセージが表示されるはずです。メッセージには、エラーが発生しているファイル名と行数が示されているため、それをヒントに原因箇所を特定し、修正します。

よくあるエラーの原因

  • 文法の単純なミス:コードの最後にセミコロン(;)を付け忘れた、括弧(())の対応が合っていない、など。
  • ファイルのパス間違い:`require_once` などで読み込むファイルのパスが間違っている。
  • 関数のスペルミス:`htmlspecialchars` を `htmlspecialchar` のように間違って記述している。

まとめ

画面が真っ白になったら、慌てずにエラー表示を有効にして原因を探りましょう。問題が解決したら、**セキュリティのため、追加した2行のコードは必ず削除・コメントアウトする**ことを忘れないでください。この基本的なデバッグ手順を知っておくだけで、多くのPHP関連のトラブルに自力で対処できるようになります。

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