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見やすいフォームレイアウトの原則

最終更新日: 2025年10月4日

美しいデザインのサイトでも、フォームのレイアウトが分かりにくいとユーザーは入力を諦めてしまいます。ここでは、ユーザーの視線の動きを妨げず、直感的な入力をサポートするレイアウトの基本原則をご紹介します。

原則1:1カラムレイアウトにする

特別な理由がない限り、フォームは**1カラム(縦一列)**で構成するのが最も安全で効果的です。姓と名を分ける場合などを除き、複数の項目を横に並べると、ユーザーの視線が複雑に動き、入力の順番を迷わせてしまいます。特にスマートフォンでは、1カラムレイアウトは必須と言えるでしょう。

原則2:ラベルは入力欄の上に置く

項目名であるラベルの配置場所はいくつか考えられますが、**入力欄の上に左揃えで配置する**のが最も推奨される方法です。ラベルと入力欄が近く、視線の移動が縦方向だけで済むため、ユーザーは素早く内容を把握できます。Myフォームクリエイターでもこの形式を標準としています。

原則3:関連する項目はグループ化する

入力項目が多いフォームでは、関連する項目をグループ化し、視覚的にまとめてあげると親切です。例えば、「お問い合わせ情報」と「お客様情報」のように、線で囲んだり見出しを付けたりすることで、フォーム全体の構造が把握しやすくなり、入力の心理的ハードルが下がります。

HTMLでは、こうしたグループ化のために `

` と `` という専用のタグが用意されています。

まとめ

見やすいフォームレイアウトの鍵は**「シンプルさと一貫性」**です。ユーザーの思考を止めないよう、視線がスムーズに上から下へ流れることを意識してデザインしましょう。1カラムレイアウト、ラベルの適切な配置、項目のグループ化。この3つを実践するだけで、フォームの使いやすさは格段に向上します。

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