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HTTPSの重要性:常時SSL化のすすめ

最終更新日: 2025年10月4日

Webサイトのアドレスが `http://` ではなく `https://` で始まり、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されるサイトが増えています。この「HTTPS化(常時SSL/TLS化)」は、今やあらゆるWebサイトにとって必須のセキュリティ対策となっています。

HTTPSとは?

HTTPSとは、ブラウザとWebサーバーとの間の通信を暗号化する仕組みです。第三者が通信内容を盗み見たり(盗聴)、途中で書き換えたり(改ざん)することを防ぎます。特にお問い合わせフォームで入力される個人情報やパスワードなどを安全にサーバーへ送信するために、この暗号化は不可欠です。

なぜHTTPS化が必要なのか? 3つの理由

  • セキュリティの確保(盗聴・改ざんの防止):フォームに入力された名前、メールアドレス、パスワードなどの大切な情報を悪意のある第三者から守ります。これはサイト運営者の最も基本的な責任です。
  • ユーザーからの信頼性向上:アドレスバーに表示される鍵マークは、そのサイトが安全な通信を行っていることの証明です。逆に、非HTTPSのサイトにはブラウザが「保護されていない通信」といった警告を表示するため、ユーザーに不安を与え、フォームからの離脱に繋がります。
  • SEO(検索エンジン最適化)への好影響:Googleは、ユーザーを保護するためHTTPSを推奨しており、Webサイトの検索順位を決定する要因の一つとしてHTTPS化を考慮することを公式に発表しています。

まとめ

HTTPS化は、もはや「やっておいた方が良い」ものではなく、**「やっていないとマイナスになる」**必須の項目です。特にフォームを設置するサイトでは、ユーザーの信頼を得て安心して利用してもらうために、必ずサイト全体をHTTPS化しましょう。多くのレンタルサーバーでは、無料で簡単にHTTPS化できる機能が提供されています。

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