GETとPOSTの正しい使い分け
最終更新日: 2025年10月4日
HTMLのフォームタグには `method="POST"` や `method="GET"` という属性を指定します。これはブラウザからサーバーへデータを送信する方法を定義するもので、両者には明確な違いと役割分担があります。
GET:データを取得・検索するための方法
GETは、主にサーバーから情報を「取得」するために使われます。フォームで送信されたデータはURLの末尾に `?key=value&key2=value2` のように付与されて送信されます。
- 特徴:送信データがURLに含まれるため、ブックマークや共有が可能です。
- 用途:サイト内検索、ソート機能など、結果を他人と共有したり、後で再表示したい場合に使います。
- 注意点:URLにデータが表示されるため、パスワードや個人情報など、機密性の高い情報を送るのには絶対に向いていません。また、送信できるデータ量に制限があります。
POST:データを登録・更新するための方法
POSTは、主にサーバー上の情報を「登録」したり「更新」したりするために使われます。送信されたデータはURLには表示されず、HTTPリクエストのボディ部に格納されて送られます。
- 特徴:送信データが外部から見えないため、GETよりも安全です。送信できるデータ量にも実質的な制限がありません。
- 用途:お問い合わせフォーム、会員登録、ログイン、ファイルアップロードなど、サーバーにデータを書き込むほとんどの場面で使われます。
- ポイント:Myフォームクリエイターをはじめ、世の中のフォームのほとんどはPOSTメソッドを採用しています。
まとめ
使い分けの基本は、**「検索など、取得が目的ならGET」「登録や更新が目的ならPOST」**と覚えましょう。特に、個人情報やパスワードを扱うフォームでは、必ずPOSTを使用することがセキュリティの基本です。
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