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ブラウザキャッシュの基本

最終更新日: 2025年10月4日

WebサイトのCSSや画像を修正したのに、ブラウザでリロード(再読み込み)しても表示が変わらない、という経験はありませんか?その原因の多くは「ブラウザキャッシュ」にあります。

ブラウザキャッシュとは?

ブラウザキャッシュとは、一度表示したWebページの画像やCSS、JavaScriptといったファイルを、お使いのPCやスマートフォンに一時的に保存しておく仕組みのことです。次に同じページを訪れた際、すべてのファイルをサーバーから再ダウンロードするのではなく、手元に保存したファイルを使うことで、ページの表示を高速化します。

なぜ修正が反映されないのか?

サーバー上のCSSファイルを更新しても、ブラウザが「手元に同じ名前のファイルがあるから、それを使おう」と判断し、古いキャッシュされたCSSファイルを読み込んでしまうために、表示が変わらない現象が起こります。

キャッシュを無視して強制的に再読み込みする方法

この問題を解決し、最新のファイルをサーバーから強制的に読み込ませる方法が「スーパーリロード(ハードリロード)」です。通常のリロードとは異なるキー操作で行います。

  • Windows (Chrome/Edge/Firefox): `Ctrl + F5` または `Ctrl + Shift + R`
  • Mac (Chrome/Safari/Firefox): `Command + Shift + R`

Webサイトを制作・修正する際は、このスーパーリロードを覚えておくと非常に便利です。

まとめ

ブラウザキャッシュは、Webサイトを快適に閲覧するための重要な仕組みです。しかし、サイト制作者にとっては、時に更新が反映されない原因ともなります。「修正したのに表示が変わらないな?」と思ったら、まずは**スーパーリロード**を試してみましょう。それでも変わらない場合は、サーバー側のキャッシュなど、他の原因を探ることになります。

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