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フォームの効果測定入門

最終更新日: 2025年10月3日

Webフォームは設置して終わりではありません。そのフォームが「どれくらいのユーザーに使われ」「どれくらいの成果(コンバージョン)を生んでいるか」を測定し、改善していくことが重要です。ここでは、Googleアナリティクスを使った最も基本的な効果測定方法をご紹介します。

コンバージョン(CV)とは?

コンバージョンとは、Webサイト上で獲得できる最終的な「成果」のことを指します。ECサイトなら「商品購入」、情報サイトなら「会員登録」、そして一般的なサイトでは「お問い合わせ完了」がコンバージョンにあたります。フォームの成果を測ることは、サイト全体の成果を測ることと同義です。

サンクスページを使ってCVを計測しよう

フォームのコンバージョンを計測する最も簡単で一般的な方法は、**サンクスページ(完了画面)の表示回数をカウントする**ことです。Myフォームクリエイターでは、送信完了後に `inquiry_complete.html` という完了ページに移動します。このページのURLをGoogleアナリティクスに「目標」として設定します。

Googleアナリティクスでの目標設定手順(概要)

  1. Googleアナリティクスにログインし、左下の「管理」(歯車アイコン)をクリックします。
  2. アカウント・プロパティを確認し、「ビュー」列の「目標」をクリックします。
  3. 「+ 新しい目標」ボタンを押し、「目標設定」で「カスタム」を選択して「続行」。
  4. 「目標の説明」で名前(例:お問い合わせ完了)を入力し、「タイプ」で**「到達ページ」**を選択して「続行」。
  5. 「目標の詳細」の「到達ページ」で、条件を「先頭が一致」とし、入力欄にサンクスページのURLのドメイン名以降の部分(例: `/form/inquiry_complete.html`)を入力します。
  6. 「保存」をクリックして設定完了です。

この設定を行うことで、「どのページからフォームに来たか」「どの広告経由でお問い合わせがあったか」といった詳細な分析が可能になります。

まとめ

フォームの成果を数値で把握することは、サイト改善の第一歩です。Googleアナリティクスの目標設定を活用し、**データに基づいた客観的なサイト運営**を目指しましょう。サンクスページを正しく設置することが、この効果測定の鍵となります。

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