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HP作成ガイド⑯

Googleに存在を知らせる「Search Console」

最終更新日: 2025年10月23日

Googleアナリティクスが「訪問者」を分析するツールなら、「Google Search Console(サーチコンソール)」は、「Google検索」と対話するためのツールです。
サイトを公開したら、必ず登録すべき必須の無料ツールです。

Search Console で何ができるの?

アナリティクスが「サイトに来た後の訪問者の行動」を分析するのに対し、サーチコンソールは「サイトに来る前の検索行動」や「Googleから見たサイトの状態」を分析・管理します。

  • 1. Googleにサイトの存在を知らせる(最重要)
    サイトを公開しただけでは、Googleはあなたのサイトをすぐには見つけてくれません。「サイトマップ」というサイトの地図を送信することで、「ここに新しいサイトができました!見に来てください!」とGoogleに知らせ、検索結果に載る(インデックスされる)のを早めることができます。
  • 2. 検索キーワードが分かる
    訪問者が、実際にGoogleで「どんなキーワードを検索して」あなたのサイトにたどり着いたかが分かります。これはSEO対策の強力なヒントになります。
  • 3. サイトの健康状態が分かる
    「スマホで表示した時にエラーが出ていないか」「SSLは正しく設定されているか」など、Googleから見たサイトの問題点を教えてくれます。

どうやって設定する?

設定は、アナリティクスと似ています。

  1. Googleアカウントで、Search Consoleにログインします。
  2. あなたのサイトのURL(ドメイン)を登録します。
  3. 「所有権の確認」を求められます。Googleから指定された特別なHTMLファイルをダウンロードし、それをFTPソフトでサーバーにアップロードする(一番簡単な方法)など、いくつかの方法で「あなたが本当にサイトの持ち主であること」を証明します。
  4. 「サイトマップ」メニューから、あなたのサイトのサイトマップ(例:sitemap.xml)のURLを送信します。

※サイトマップ(sitemap.xml)は、Web上で「サイトマップ 作成」などで検索すると見つかる無料ツールで簡単に作成できます。

このページのまとめ

  • Search Consoleは、Googleにサイトの存在を知らせ、検索状況を管理する必須ツール。
  • 最大の目的は「サイトマップ」を送信し、検索結果に早く載せてもらうこと。
  • 「どんなキーワードで検索されているか」が分かる、SEOの宝庫でもある。
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