HTMLとCSSって何が違うの?
最終更新日: 2025年10月27日
テンプレートの編集を始めると、「HTMLファイル」や「CSSファイル」という言葉が出てきます。 どちらもホームページを作るための言語ですが、明確な「役割分担」があります。この違いを知るだけで、編集作業がグッと楽になりますよ。
HTML = ホームページの中身と「骨組み」
HTML(エイチティーエムエル)は、ホームページの「中身」と「構造(骨組み)」を作るための言語です。
例えば、「ここは見出しです」「ここが段落です」「ここに画像を配置してください」といった指示を出すのがHTMLの役割です。index.html や `menu.html` などのファイルがこれにあたります。
<h2>見出し</h2>→ これは「大見出し」ですよ、という指示<p>文章</p>→ これは「段落」ですよ、という指示<img src="images/...">→ これは「画像」ですよ、という指示
HTMLだけでもホームページは表示されますが、すべての文字が黒一色で左側に並ぶだけの、まったく装飾のない無骨なページになってしまいます。
CSS = デザインと「装飾」
CSS(シーエスエス)は、HTMLが作った「骨組み」に対して、デザインや装飾を指定するための言語です。
「見出しの文字は大きく、青色にしてください」「段落の行間はこれくらい空けてください」「画像は丸く切り抜いてください」といった、見た目に関する指示はすべてCSSが担当します。`style.css` や `hp-creator.css` などのファイルがこれにあたります。
「家」と「インテリア」の例え
この2つの関係も「家づくり」で例えられます。
- HTML → 柱を立て、壁を作り、部屋を区切る「家の骨組み・間取り」
- CSS → 壁紙の色を決め、家具を配置し、照明を選ぶ「インテリア・内装」
つまり、文章や店名を変えたい時は「HTMLファイル(index.htmlなど)」を編集し、サイト全体の色や文字の大きさを変えたい時は「CSSファイル(style.cssなど)」を編集する、というのが基本になります。
このページのまとめ
- HTMLは「骨組み」担当。文章や画像など、ページの中身を定義する。
- CSSは「装飾」担当。色や大きさ、レイアウトなど、ページの見た目を定義する。
- 文章の変更は
.htmlを、色の変更は.cssを触るのが基本。
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